実生の楽しみ・・・。

昨年の秋にモミジのタネを蒔きました。ザルに蒔いた方は、ネットを掛けて曲付けを行っていますが、鉢に蒔いた方は伸び伸び自由です。雑草も成長中です。モミジは同じ親から採取したタネですが、それぞれに個性を感じます。

f:id:bontosyougatu:20220415170830j:plain

f:id:bontosyougatu:20220415170845j:plain

まだ本葉が出たばかりなので、今後どうなるかはわかりませんが、三葉虫のような形をしていて、7つに分かれているものが多いです。

f:id:bontosyougatu:20220415170904j:plain

f:id:bontosyougatu:20220415170924j:plain

真ん中のものは、サイズが小さくて葉は3つに分かれているのが確認できます。モミジは、葉裂が5~9のものが多く、トウカエデは3つで手の平状となります。カエルの手に似ているから、カエデとなったそうです。

f:id:bontosyougatu:20220415170940j:plain

モミジなど植物は、実生によって数を増やし、そうした実生の中で突然変異が起こって、出芽が真っ赤なものや黄色のもの、丸葉のようなものや糸葉のようなもの、そしてシダレなどの特徴のあるものが確認されています。我が家でも、変わり者が生まれるチャンスはあると思います。

4月中旬だというのに、セッコクが次々と開花しています。温暖化の影響でしょうか。この花はピンクのフリルが可愛らしいです。これも、自然界の中か人工的な交配かは知りませんが、実生の中から誕生したのでしょう。