評価額が判明・・・。

母の相続は、特に兄弟間でもめることはないのですが、困りごとは負動産があることです。土地などの不動産登記は、民法などの改正によって、令和6年4月より相続登記が義務化されます。過去のものも含め、3年以内に所有権の移転登記をしないと10万円以下の過料が課されます。

母親は7人兄弟の一番上なので、新潟の祖父母から山林や畑を相続していました。しかし、固定資産税も課税されないし権利書もないため、地番や面積などがわかりません。そこで、土地がある自治体に、課税台帳から名寄せを依頼しました。

その回答が、およせ2週間で戻ってきました。畑は、私も子どもの時分に手伝いにいっていたので、だいたいの場所はわかっていましたが、そのほかに山林もありました。合計の面積は、566坪です。

これが東京なら大金持ちになるところですが、新潟の地方都市のそのはずれですから唖然とする評価額です。まあ、最初から大きな金額にはならないとは思っていましたが、ダチョウの卵10個を買うことができない評価額です。

実勢価格はどうなの?ということですが、買い手はほぼ現れないでしょうから、評価額を下回ることでしょう。もしかすると、鶏卵10個くらいかもしれません。一方、近所の畑は、雑草に覆われると耕運機をかけるばかりで、作物を作る気配がありません。ダチョウの卵10個くらいで手に入れば、ここでダチョウ牧場でもやりたいのですがね。