一生のうちには、相続は一度は関わることがあるのではないでしょうか。親などが亡くなったことを知ってから、10カ月以内に相続税の申告と納税が定められています。でも、3000万円の基礎控除と相続人一人あたり600万円の控除があるので、実際には申告を必要とする人は少ないのでしょう。
我が家でも、母親の相続に申告は不要でした。それでも、新潟県の山林や畑、預金があったので、弟と遺産分割協議書を作成。預金は凍結されていますので、先週、金融機関をはしごして手続きをしてきました。
預金が凍結されていたため、特養などの利用料の口座引き落としもできないし、年金の振り込みもできないので、そんな始末も出てきます。新潟県柏崎市には、遺産分割協議書に必要な戸籍謄本や不動産の評価証明書を請求しました。
その請求をしたことから、母の死亡が明らかになって、不動産の固定資産税の送付先を連絡するよう手紙が来ました。といっても、600坪あまりで評価額5万円に満たない負動産ですから、この20年以上一度も課税されたことはありません。