母親は新潟の出身。母方のお爺さんは、分家で裸一貫から床屋を開業して、少しづつ畑や山林などの財産を増やしてました。子どもは7人でしたが、それぞれ東京などで所帯を持ったため、誰も家を継ぐ者がありませんでした。
土地や家は、子どもたちは要らないので、売って自分たちの生活の足しにすればと母たちがいうと、お婆さんは凄い剣幕で怒りました。苦労して手に入れた財産を要らないと言われて、気分を害したわけです。
その財産は、一番年長の母が相続しました。その母が亡くなって、負動産問題が再浮上。母の弟妹は高齢で、地元で暮らす従兄弟に受け取ってもらうように頼みましたが、思ったとおり断れてしまいました。
土地の名義変更は、令和6年4月に義務化され3年以内に行わないと過料が課されます。新潟の不動産屋にも連絡しましたが、洟もひっかけません。仕方ないので、私が取り敢えず600坪の地主になります。
600坪の評価額が、驚きですよね。狭い日本でこんなに安くてよいのかですよね。国は、名義変更の促進を図るため、名義変更をせず死亡した場合や価格が100万円以下の場合は、登録免許税が免税です。改正前は、100万円以下で1000円でした。
新潟の登記所に提出する書類ですが、地元の登記所であれこれ相談してきました。「事前審査はしません」ということでしたが、綴り方や原本還付の方法など教えていただきました。
事前審査しないで、書類不備で突っ返すということでしょうかね。基本的には、登記のプロの司法書士に依頼しろということでしょうが、要らない土地、しかも5万円の価値しかないのに、司法書士さんに土地で払えるなら頼むのですけどね。
登記所で時間が掛かったので、釣り場に到着は3時でした。日がだいぶ傾いて影が長く伸びています。先週、釣り仲間とシシトウと交換したルアーを試したところ、23cmの雌が釣れました。1時間半で釣れただけで満足しなければなりません。