昨年の秋に実生したケヤキやモミジを植え替えました。雑木用の赤玉土を切らしていたため、サツキ用の鹿沼土に種を蒔いたので、培養土を替えるのが目的です。100個以上の種を蒔いたのですが、ケヤキは4割程度の発芽率でした。
発芽率が低いのは、弱酸性の鹿沼土を使ったのがまずかったのかなと思います。まあ、数としては十分です。まっすぐに伸びるゴボウ根は要らないので、植える時には根を蚊取り線香のように巻いた形で黒ポットに植え付けました。
用土は、赤玉土と富士砂です。ケヤキは直幹の箒のような樹形を目指しています。
実生のほかにも、盆栽素材を得る方法として、挿し木や取り木を行っています。コマユミは、親木が昨年秋から調子を崩し、とうとう新芽を吹かずにお星様となりました。でも、剪定した枝を挿し木したものが2本だけ根付いていましたので、親木の代わりに育てていこうと思います。