自然実生・・・。

今はコロナの時代だから、やすやすと風邪なんか引くと大変です。電車の中で、咳などすれば嫌な顔をされますからね。小さい子どもはすぐに熱が出るから、うちの孫なんか、もう5回もPCR検査を受けました。幸いにも、陽性になったことはありません。

咳といえば、カリンは咳止めの効能が有名です。母親が、カリン酒やはちみつ漬けを作っていました。そんなこともあって、材料のカリンのタネが庭に根付き、沢山の実が生るようになりました。

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しかし、終活の一環で伐採。太過ぎて、抜根は諦めました。

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伐採から2年が経過したものの、落ちた実のタネが庭に残っているのでしょうね。自然実生の苗が4本ありました。このまま放置すると、また厄介なことになるので、ポット苗に引っ越ししてもらいました。

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引っ越しと同時に、針金でくねくねしました。カリンは咳止めなどの効果がありますが、薬のイメージと重なり、まずいのではないか、にがいのではと思われがちです。我が家ではカリンジャムを作っていましたが、酸味もあって美味しいと思います。

カリンは食べてよし、咳止めにもなる、そして木肌もきれいで観賞価値もあります。しかし、庭に植えると大きくなるのが難点です。まあ、植木鉢の中に留まっていられれば、引き取り手も現れるでしょう。