見納め・・・。

玄関脇のヤブツバキが花盛りです。このヤブツバキは、植えた記憶がなく、鳥がタネを運んだのか、それとも息子がどこかでタネを拾ってきたのか、どちらにしても知らぬ間に大きくなって花を楽しませてくれています。

一昨年の暮れに終活の一環として、庭木の伐採と抜根を行いました。このヤブツバキは、その時にたくさんの蕾があったので、その対象から外れて今日に至りました。しかし、ツバキの木と言えば例の奴が現れました。

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例の奴と言えば、チャドクガです。まだ、卵から孵ったばかりでしたが、玄関脇で通行人や孫が大変な思いをしてはいけないので伐採しました。

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見納めのヤブツバキは、食卓に飾りました。切り花を飾る習慣はないのですが、こんなものでも部屋が明るく感じますね。

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蕾も数日で開花すると思います。これまでは、花が咲いても切り花にしてまで愛でることはありませんでしたが、見納めとなると大切にしたくなります。老舗の閉店に別れを惜しみ、多くの人が並ぶみたいな感じです。人間なんて、そんなものですね。

ヤブツバキは、そんなに珍しいものでもないので、見納めなんて大袈裟ですね。街の中を歩けば、この時期は目にする機会が多くあります。チャドクガさえ付かなければ、伐ることもなかったのですが、困ったものに好かれてしまったものです。