このシクラメンは、母親が近所の園芸農家から購入してきたもので、もう10年以上はほったらかしにしています。それでも、気が付くと花を咲かせてくれています。南向きの窓辺に置いて、水やりだけは年間通してやっています。
この株は唯一、シクラメンらしい一つにまとまった姿ですが、それ以外は、2~3本の寄せ植えのような感じになってしまいました。
シクラメンは球根植物ですが、分球はできないそうです。ですから、寄せ植えのようにみえますが、一つの球根から芽が出ているはずです。多分、肥料も与えたことがないので、土の力が足りないので葉数も増えず、花数も少ないのだと思います。
ミニシクラメンというのでしょうか。小型で、我が家のような狭いところにぴったりです。小椋佳さんの「シクラメンのかほり」が発売された1975年当時は、シクラメンはお歳暮などで使われるほど高価なものでした。
それが、小型が中心とはいえ数百円で買えるようになりました。ですから、今では植え替えをするほどの価値はないかもしれませんが、花が咲いているものを処分することもできないので、花が終わったら植え替えをしてみようと思います。