建国殿の系統・・・。

今日は曇りがちな天気で、時折小雨が降りましたが、比較的過ごしやすく一日でした。でも、悲しいことに仕事でした。それでも、予定の時間より早く帰宅で来たので、2時間ほど鮎釣りができました。まあ、釣れませんでしたが、明日のリベンジのため仕掛けも作りました。

f:id:bontosyougatu:20210821204452j:plain

f:id:bontosyougatu:20210821204517j:plain

f:id:bontosyougatu:20210821204533j:plain

我が家でといっても家族は無関心ですが、売り出し中の芸を表している建国殿縞です。下葉は細い縞がちょろちょろでしたが、太いはっきりした黄縞が出ました。ただ、次の葉では無地のようです。

f:id:bontosyougatu:20210821204552j:plain

昔だったら、こんな建国殿でもお高かったのに、今は鼻も引っ掛けられません。そもそも安く売る気なんてありません。いずれ富貴蘭の最高峰の羆になるのを期待していますから。羆は、葉が中透けとなり、軸元に黄色の腰斑が入ります。根はルビー根です。そう簡単には変化しません。宝くじレベルの話です。

f:id:bontosyougatu:20210821204611j:plain

こちらは、今は廃業してしまいましたが、八王子の富貴蘭専門店で購入した羆覆輪です。もともとはきれいな覆輪でしたが、芸が乱れてきて斑があっちへ行ったり、こっちいへ行ったりです。片側は地味で、反対側が派手になっています。

f:id:bontosyougatu:20210821204655j:plain

f:id:bontosyougatu:20210821204711j:plain

f:id:bontosyougatu:20210821204738j:plain

羆は羆覆輪の真鶴芸ではないのでしょうか?真鶴芸とは、本来の覆輪の斑の入り方が逆転して、葉の周囲ではなく中央部分に中透けとして柄が現れることです。こうなると、葉緑素が減少してしまい光合成ができなくなり枯れる運命にあります。

建国殿縞と羆覆輪は、どうしても同じ建国殿の系統に見えてしまいます。羆を本羆と呼び、建国とは系統が違うという方もいます。建国殿から中透けルビー根になったものは、建国殿羆というそうです。金牡丹も建国殿も、有名な栽培家がほかにない特徴を見つけて、番号を付けたり〇〇金牡丹などの名称を付けることがあります。別に商標登録するわけではないので自由ですが、品種違いや高く売りつけようとする人たちに悪用されることもあるので大賛成とは思えません。