庭の無花果が、完熟して食べ頃です。今年は、カミキリムシがたくさん発生し、だいぶ剪定した影響もあって実の付き方が悪いです。サイズも、小振りです。以前は、大人の男性の拳くらいの大きさまで成長しました。でも、木で完熟したものは甘みも強く美味しいと思います。
２０年ほど前の話ですが、山梨県の石和の方にゴルフに行った帰りに、仲間７～８人で桃の集荷場に立ち寄ったことがあります。箱売りで、大粒の桃が２０個ほどで５～６０００円くらいでした。
どうしようか考えていたら、「自宅で食べるのか？」と聞かれたので、「自分たちだけ遊んだので、家族への罪滅ぼしです」と答えたら、「それなら、これを持っていきな」と出されたのが、真っ赤に熟した見事な桃でした。
見るからに美味しそうで、甘いよい香りがしました。値段は、１箱１０００円です。なぜ安いかというと、取り頃を逃して、今まさに食べ頃になってしまい、流通経路に載せても消費者の手に渡る頃には傷んでしまうそうです。１箱１０００円と聞いて、みんな５箱づつ買って帰りました。もう２０年も昔のことですが、桃の季節になると、あの完熟桃を思い出します。
無花果は、紫色になれば食べ頃というのが容易にわかります。しかし、このナスは小さい時から紫色で、初めて栽培したので、どれくらいの大きさになるのかもわからないため収穫できずにいます。貴重な１本だから、食べ頃を間違えたくないです。
