庭に、実生のケヤキが生えてきました。近所には、大きなケヤキを持つ農家も点在しています。そこから、タネが飛んできたと思います。庭に1本と駐車場のコンクリートの隙間に、2本を発見しました。隙間の苗は、どうやっても根が抜けなかったので、切り捨てました。
こちらも、庭で大きくなると困るので、鉢に移動してもらいました。盆栽の勉強のために買った「よくわかる盆栽」で確認すると、ケヤキの盆栽は「ほうき作り」が定番だそうです。
ほうき作りは、幹は真っすぐに立ち上がって、傘を開いたような形に仕上げるようです。スギなども直幹が定番で曲がった幹は不自然で鑑賞価値がないということです。でも、針金もたくさん買ったので、やりたいようにやりました。
ケヤキのぐにゃぐにゃと曲がった木は、確かに見たことはありません。梢を四方に広げた姿が、ケヤキのイメージですね。盆栽は、その姿を小さな鉢の中で再現するのがセオリーということなのでしょう。
モミジの盆栽は、懸崖仕立てにし曲も付けていますが、このようなものは自然では見たことはありません。小品盆栽の松なども、トルネード状に曲げられたものを見かけます。いかにも不自然ですが、そこが盆栽の良いところだと思います。まあ、素人は素人らしく、あれこれ試しながら頑張ります。