庭の一角に、品種不明の実生木を見つけました。カリンの木の近くで、大きくなると困るので引っこ抜きました。処分してもよかったのですが、これも何かの縁かなと、盆栽仕立てにしてみました。
まずは、太い根をカット。太く真下に伸びる根は、木を支えるためのもので、細い根は葉を茂らすためのものです。幹の下には根がなく、横に広がるように根があるのが理想です。
幹は、細い割には硬くて、下の方は曲を付けるのを断念しました。その代わりに、上の方や枝は曲を付けました。余分な枝を払い切り詰めたので、何となく盆栽の形になったと、自分では思っています。品種は不明ですが、葉が小さいので、盆栽向きの品種だと思います。せっかくの縁ですので、枯れずに根付いてほしいです。