季節はずれの雪は、昨日までの春色を覆い隠しました。もともとコロナの外出自粛で人通りも少なかったのでしょうが、車の往来もなくなり日本が廃墟になってしまったように錯覚してしまいました。
庭のドウダンツツジも、雪の華が咲いたようになりました。昨日、植え替えした富貴蘭も、屋上で凍えていることでしょう。５度以下の寒さに当たらないように、発泡箱で過ごさせてきたのに、今日一日で傷んでしまうものもあるかもしれません。
この花は、カリンです。昨年は、実が一つもならなかったのですが、今年は生り年のようです。秋に、剪定で日当たりと通風が良くなったのも大量の花につながったのかもしれません。
カリンは、香りは良いけどカリン酒が咳止めになる程度しか、利用方法を知らなかったのですが、一昨年にカリンをジャムにしたところが、これがとても美味だということがわかりました。しかし、カリンの実はパパイヤくらいの大きさになり、結構な重さもあるので、この花の数だけ実ったら木が持ち堪えられないかもしれません。
