ピーちゃん・・・。

早いもので、3月がスタートしました。今年、幼稚園を卒園する孫は、お別れ遠足を楽しんだようです。孫はお絵描きが大好き。暇さえあれば、絵を描いているようです。そのおかげか、お別れ遠足のしおりの表紙に、孫の絵が採用されたそうです。

その孫は、幼稚園の先生からは、少し心配な存在。先生の話では、俗にいう「敏感ちゃん」らしいです。感覚が大きく振れるのでしょうか。例えば、怒られた感覚が一般の人より10倍に感じるということ。テレビの中で、子どもが怒られているシーンがあると、目を背けて耳を塞いでいます。

この絵は、孫の描いた本人です。PはピーちゃんのPで、FはフミちゃんのFです。以前に、パパとママに泣きながら話してくれたこと。フミの心臓の中に、ピンク色の猫がいるの。名前はピーちゃん。

ピーちゃんが赤くなると、フミは泣かないといけないの。だって、フミの心臓の中のピーちゃんの好物は涙だから。ママの心臓の中にもピーちゃんはいるの。青くなると、ママは怒らなくちゃいけないの。パパのピーちゃんは、汗が大好物。だから、毎日毎日、会社に行って働かなくちゃいけないの。

この話をしてくれてから、パニックのように泣き叫ぶようなことがなくなりました。でも、心の中にはピーちゃんが存在しているのでしょう。4月からは、ピーちゃんとともに、小学校ですからうまく新しい友達と馴染めるのか心配ではあります。