かわはぎ・・・。

3月に入ったので、ダウンジャケットの下のセーターをはぎ取って出勤しました。日中は暖かくて、ワイシャツだけで心地よかったのですが、帰宅時には強風が吹き荒れ寒さを感じました。

盆栽の作業は、3月に入って本格化します。モミジやカエデ、ケヤキなどの植え替えが適期になります。また、取り木も3月は成功率が高いということです。

このシデの盆栽は、少し問題ありと感じているものです。背が高いのは、好みの問題ですが、枝のコケ順がおかしいです。コケ順とは、下の根本の方から上に行くにしたがって、細くなっているものが、コケ順が良いとされています。

人間だと筋トレで逆三角形の体型が良いということでしょうが、盆栽はその逆です。幹も根元から上に細く。そして、枝も下の枝ほど太いのが良いのです。しかし、このシデは上に太い枝が確認できます。

そこで取り木をするため、かわはぎ作業です。冠状剥離という方法で、樹皮とその下の緑色をした形成層をはぎ取ります。そして、発根を確認出来たら切り離します。

取り木の作業後に枝を剪定。結局、問題と思っていた太い枝も落としてしまいました。この枝を剪定するのならば、取り木しなくてもよかったかなと思いました。環状剥離する前に、よくよく考えて行動しなくてはいけなかったと反省です。