秋田県の冬の味覚「ハタハタ寿司」

今週のお題「最近おいしかったもの」

秋田県人には、冬の定番料理「ハタハタ寿司」が届きました。大昔は、「猫またぎ」と呼ばれるほどたくさん獲れたハタハタも、漁獲制限などを繰り返してきたにもかかわらず、なかなか漁獲量が上がらないそうです。

聞いた話では、ハタハタの塩焼きが2000円だとか。秋田の男鹿半島は、ハタハタ漁のメッカで、年末のハタハタ漁の頃には、出稼ぎの漁師で賑わったそうで、かみさんの実家の隣には、漁師たちが寝泊まりする番屋がありました。

この数十年は不漁が続き、地元の漁師さえ漁を諦めるほどですから、番屋も取り壊され空き地になっています。高値となっても、冬の定番。ハタハタを使った飯寿司は、各家庭ごとに作り方があります。食べだすと止まらなくなります。

日本海の幸「ハタハタ寿司」も美味しいですが、南伊豆の「はんばのり」も海の香りを感じられる逸品です。はんばのりは、普通の海苔とは触感も価格もけた違い。さっと焼いたはんばのりを揉んで、温かいごはんへ。醤油を掛けまわせば、これだけでごはんが進みます。ぜひ、お薦めしますが、なかなか売っているところがないかな。

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