色悪し・・・。

今朝は、都会の外れは厳しい冷え込みとなり、この冬、初めてメダカが凍結しました。そんな状況ですから、シンパクなどの盆栽も、寒さにあたって葉が変色。すっかり冬の装いとなりました。

これは、先生から葉性が悪くて将来性がないと言われたシンパクです。葉が茶色っぽくなっています。年末に、樹皮を剥いでシャリを入れた影響かと心配しましたが、寒さのせいだと思います。

挿し木したシンパクの苗の方は、カゴの中で風も当たりにくい場所にあったので、青々したままです。そして、葉の短い性なので大事にしています。

これは、シンパクの仲間ですが、ソナレという品種です。シンパクより寒さに弱いので、紫色っぽい褐色になっています。最初の冬は枯れるのかと心配しましたが、シンパク類は、これが当たり前で展示するような場合は、室や発泡スチロール箱に入れて養生すると葉は変色しません。

ソナレの挿し木苗は、本来の葉の色をキープしています。今朝は冷え込みましたが、日中は日差しが出て、15℃くらいの温かさになりました。変色した葉も、あと2カ月ほどして15℃くらいの温度が続くと元に戻ると思います。