絶滅は回避・・・。

昨年の秋に蒔いたモミジは、トレイをひっくり返してしまうアクシデントや異常な暑さによって、わずかに9本だけが生き残りました。まあ、置き場問題もあるので、これくらいの数で十分です。

いつまでも、こんなトレイに置いていても仕方ないですし、モミジの曲付けは1年目に行わないとその後は折れやすいので難しくなります。

こちらは、ヤブツバキや茶などを蒔いたのですが、生き残ったのはロウバイ(?)とモミジだけでした。浅鉢に蒔いて、直射日光の環境は厳しかったのかと思います。

こちらのクロマツも昨年蒔いたものですが順調です。発芽率は、二つのポットに300粒でしたので、10%くらいのものです。その発芽した30本はすべて生き残っているので、やっぱりクロマツが我が家の環境には一番合っているのかもしれません。

数年前に、盆栽園の園主に初心者に扱いやすいものはと尋ねると、「まずは手あたり次第、様々な樹種を育ててみて、自分の棚場の環境に合ったものを見定める。棚場環境だけでなく、その人ごとに水やりの頻度や与え方も違うので、それらの中で育てやすい樹種に絞っていくように。」とのことでした。