挿し木素材の手入れ・・・。

この時期の盆栽は、半休眠状態ですので多くの作業はありません。それでも、私の盆栽熱は上がった状態なので、何かやりたい、触りたいが抑えきれません。そこで、一昨年、サツキの花後の剪定枝を挿し木した素材の手入れをしました。

手入れといっても、サツキの足元の雑草を抜くのと、殺虫殺菌剤を撒くだけです。

小さい苗ではありますが、花芽も確認できました。サツキは、花を楽しむものですから、花が付くようにならなければ、誰も見向きもしません。

花芽を付けた元気な苗がある一方で、枯れてしまったものもありました。こんなにたくさんの根があるのに、どうして枯れたのでしょうかね。まず最初に考えられるのは、この苗が一番奥にあったので、ホースが届かず水やりがしっかりできなかったかもしれません。

二つ目の原因としては、植え付け時に根の中へ用土が入らず空洞ができると根腐れすることがあるようです。原因を考えて次に生かすことも大事ですが、くよくよしないことも大事ですね。そもそも剪定した時点でゴミになるところを生かしたんだから許してもらいましょう。

殺虫殺菌剤のベニカXの顆粒を足元に撒きました。本当は石灰硫黄合剤を薄めて散布した方が、効果は高いと思うのですが、風に乗って車に掛かるとボディに穴が開くそうです。自分の車は仕方ないとしても、お隣の車に穴を開けたら「ごめんなさい!」では済みませんよね。ごめんで済んだら警察は要らないと言いますもんね。