今週のお題「大人になったなと感じるとき」
大人になったなと感じるときは、子どもの頃の思い出話をするときです。今から50年以上も前のことになりますが、その頃のソースはガラス瓶入りだったと思います。そのソースが固まって、なかなか出てこない。その時、父親が言ったひと言が、「ソースは何が入っているかわからないからなぁ」でした。
その言葉が怖くて、「何が入っているのだろう」と妄想です。「そこら辺の腐りかけたものなどを放り込んで煮詰めているのだろう」と勝手に思い込みです。父親は、事実として言っただけで、マイナスの意味で言ったのではなかったのでしょうね。
それからは、醤油は良いもの。ソースは悪いものというイメージができてしまいました。悪いものでも、揚げ物に絡まるのはソースしかないので、そこはソースでした。しかし、ついこの前ですが、目玉焼きに目の前にあったソースをかけたところ、その甘酸っぱさが美味でした。揚げ物にかけた時とは、まったく違う味を発見してしまいました。
マヨネーズ好きのことをマヨラーと呼ぶそうですが、私は今ソスラーです。焼餅は、醤油と七味唐辛子で食べてきましたが、ソースをかけてみたら、これが美味い。なぜ、今までソースで餅を食べてこなかったのかと後悔しています。何でも、試してみなくてはいけませんね。烏骨鶏の卵をもらってあるので、卵かけごはんにもソースでチャレンジしたいと思います。