この吟風も、蒲田の交換会で購入したもので、墨は軸元に少しあるだけですが、萌黄色のような縞が確認できます。もう少し日に当てると、墨も縞もはっきりと出るかもしれません。
吟風も様々なタイプがあり、無地からも縞が出たりと魅力があって、大好きな品種です。雄大な木姿に葉も薄くて捻れたような感じで、多品種と見間違えることもありません。
蒲田の交換会でも、今回は数鉢が出品されましたが、もうみんなに行き届いてしまったのか、人気がありませんでした。この鉢だって、あと3~4年すれば大株になって、しかも柄もしっかりと出てくる可能性もあります。育てるのが楽しみな1鉢です。
吟風は、すでに何鉢か持っていますが、斑の様子が違うと欲しくなってしまいます。富貴蘭は品種が多いので、すべてを集めようとすると、経費もそうですが置き場もたいへんになります。そこで、何かの系統に絞るのも一つの方法だと思います。吟風も、その候補だと思いますが、人気がないのは困りますね。