自慢の吟風・・・。

我が家の自慢の吟風(ぎんぷう)です。奄美らしい大型品種で、墨や黄縞が出てルビー根も出現します。ただ、墨が強いので、縞が確認しにくい状況です。もともとは、三重の大棚で栽培されていたもので、黄縞から白縞に変化したものは「歓風」、萌黄縞は「薫風」、虎斑は「玄風」と名付けられています。

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入手して5年が経ち、何鉢かに株分けもしました。これまでに、無地になったものはなく、子どもには必ず黄縞が見えます。そして、春先のルビー根は、とても美しいです。

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親木からしたら孫ですが、一番新しい子は誰が見ても柄が出ているのを確認できると思います。こちらは、緑の部分が少ない、俗にいう派手柄ですので、もう少し緑の部分が増えていくことを願っています。親の株に付いているうちは、枯れることはないでしょうが、葉緑素が少ないものを1本立にするとたちまち枯れてしまいます。柄が出ないのも困りますが、出過ぎるのも困ります。

富貴蘭は、緑の葉に櫛で引いたように細かな縞が入るものが、櫛目最上柄と言われています。人間が操作して、最上柄を出させることはできないと思うので、植物任せ運任せだと思います。本数が少ないけど、11月1日に木更津で開催される新富貴蘭研究会の品評会に出したいと思っています。