参加者は10人・・・。

磐越西線は、1時間に1本の運行です。宿と最寄り駅の磐梯町を結ぶバスは、原則、郡山駅からの到着と向かう電車に合わせて運行されています。そのため、反対方向の会津若松駅に向かうのはロスタイムが多くなります。

そうしたら、宿から鶴ヶ城と大内宿を巡る定期観光バスがありました。一人6000円ですが、バスに乗っていれば連れて行ってくれますし、ベテランのガイドさんが案内してくれます。ネギ蕎麦もツアー料金に含まれています。

茅葺屋根の三澤屋さんに到着すると、座敷にならんだコタツに案内されました。昼時で待っている人がいて申し訳ない気持ちでしたが、会津バスの力ですね。美味そうな漬物とコンニャクが用意されていました。これもツアー料金に含まれていました。

こちらは、蕎麦湯割りを頼んだら付いてきたワラビです。山の暮らしが想像できて良いですね。ワラビは採るのも、食べるのも好きです。

野菜天ぷらの盛り合わせも注文。フキノトウやシイタケ、春菊などが山盛りで提供されました。最後は、ネギ蕎麦と栃餅です。昔、祖父が酒の肴に長ネギに味噌を付けて食べていたのを思い出します。美味そうだなぁと思って眺めていました。

名物のネギ蕎麦。冷たい蕎麦に大根おろしかつお節が載っています。ネギで蕎麦を引っ掛けて食べます。ネギは箸代わりですが、薬味として齧りながら蕎麦をいただきます。辛くないので、ほぼほぼ完食しました。もちろん、蕎麦も美味しくて完食しました。ここのネギ蕎麦だけでなく、お餅も料金の内でした。

メニューを見ると、2000円以上になります。ガソリン代も高いのに、午前中から夕方までバスに乗せてもらって、鶴ヶ城の入場料も払ってもらいました。この日の参加者は10人のみでしたから、半分が残ったとしても30000円です。運転手さんとガイドさんなどの経費が出たのか、心配になりました。