苦痛の日?・・・。

9月2日は、くじの日。靴の日でもあるようです。でも、ひねくれ者の私には、9月2日の語呂合わせで「苦痛の日」だなぁと思えます。つい最近も、今までで一番痛かったことを話題にしたばかりということもあるかもしれません。

その知り合いは、自分で運転する車に轢かれて、3カ月も仕事を休んでいました。そんな馬鹿なと思いますが、自宅で車庫入れする際に、ドアを開いて後ろを見ながらバックしたそうです。そうしたら、ドアが門扉に当たったのに、そのままアクセルを踏み込んでドアがめくられ、そのドアに手を掛けていたので本人も車外に引きずり出され、右足を自分の運転する車の前輪で轢かれてしまったという災難が起きたそうです。

私の一番痛い経験は、アニサキスです。GWの秋田で兄と二人で刺し網漁で獲った魚を大量に食べた後に、激しい腹痛が。男だから陣痛の経験はありませんが、これが陣痛だろうと思いました。その周期は1分ほどで、食事はおろか睡眠も取れません。

秋田にいても病院に行けないので、車を運転して東京に戻りました。すぐに休日診療を受けました。アニサキスだからと伝えたのですが、病院の手順があるのでしょうね。エコー検査で、水が溜まっているのがわかったのですが、次は血液検査です。

血液検査の結果、異常はないので帰って様子を見てくださいというのです。「先生、私はお腹が痛くて、3日も何も食べていません」と伝えると、人生初の点滴です。点滴が終わったら帰ってくださいと冷たいお言葉が。

「先生、でもお腹が痛くて眠れません。アニサキスを取り除いてほしいのです」「胃カメラは、空腹でないとできません」「はい、空腹ではありませんが、何も食べていません」検査開始から6時間、ようやく胃カメラに辿り着きました。

胃カメラの結果は、異常なし。食道も胃もきれいと言われてうれしかったですね。初めての胃カメラが終了。当然のことながら、帰れという言葉が浴びせられます。「でも先生、本当に痛いんです」「なら、MRIをやりますか?」初めてのMRIに挑戦。

MRIの結果は、大腸に水が溜まっているということです。最初のエコー検査の結果と一緒ですね。「こんなに水が溜まっているのだから痛いでしょう?」「それは、朝から何度も言ってます」「じゃあ、頓服を出しますね。入院しますか?」初めての入院は断りましたが、頓服で痛みは治まりました。病院の滞在時間は、12時間。3万円の治療代も痛かったですね。

いつもの釣り場に、クズが蔓延っています。9月2日の語呂合わせで、「葛の日」もありですね。釣りの仕掛けが引っかかったり、蔓が足にまとわりついて転びそうになったり、有難いことはありませんが、花はよくよく観るときれいでした。