戒名・・・。

父親の先祖を辿ると、曾祖父は栃木県足利市の寺の生まれで、その先代は鎌倉の建長寺で修業したことがわかっています。世が世なら、私もお坊さんという可能性もありましたが、宗教心はゼロに近いのが現実です。

それでも、父親が亡くなった時は先祖が身を置いた臨済宗のお坊さんを呼びました。今回も、同じお坊さんに来てもらうことにしました。戒名は死後の世界の名前のなのでしょうかね。この名前がないと三途の川が渡れないと母親は言っていました。

でも、宗教心がない私にとっては、父親の名前が訳の分からん名前に代わってしまうのが許せなくて、戒名を断って俗名で位牌を作りました。今回の母親に対しても、同じ考えで俗名のままであの世に送ることとしました。三途の川を渡れなかったら、親不孝な息子と怒るかもしれません。もしも、何代か家が続いたとしたら、戒名では誰だかわかりませんよね。まだ先のことと思いますが、私の戒名も要りません。