40年ほど前、アメリカにアフリカから奴隷として連れてこられたクンタ・キンテから始まる子孫の歴史を描いたドラマが大ヒットしました。そのため、天然パーマでスキー焼けで真っ黒な顔した弟は、クンタ・キンテというあだ名を付けられていました。
また、ルーツという言葉は、日本でもよく使われますが、このドラマがきっかけだそうです。そして、当時、それぞれの家のルーツを調べることも流行。10万円で、調査と家系図を作成するというサービスも登場したと記憶しています。
私も名字が珍しいので、初対面の方からは必ず「ご出身は?」と質問されます。面倒な時は、「ずっと遡るとアフリカです」とか言って終了です。実際には20年くらい前に、NTTの電話帳データを検索した結果、密度が一番高い広島市がルーツのようです。
今回は、次男から家系図を作成したいという話が持ち掛けられました。次男は、来年4月にパパになる予定で、自分のルーツが知りたくなったようです。それで、私の父親の出身地の栃木県の自治体に改製原戸籍の交付を申請しました。
交付申請書とともに、手数料として定額小為替と返信用の封筒を同封します。たぶん、明治時代までは遡って資料を得られると思います。私の4代前の先祖は、栃木県内の臨済宗建長寺派の僧侶だったので、そこの寺には過去帳が保管されている可能性はあるのかなと思っています。まあ、私は「アフリカがルーツ」でよいと思いますけどね。