血中酸素濃度計・・・。

趣味の釣りやバドミントンは、自宅から原付バイクで10分ほどです。原付バイクは、渋滞でも時間が読めるし、特に釣り場では置き場に困らないので手放せません。16歳で免許を取得し、46年間も利用しています。

現在の愛車は、7~8年乗っていますので、あちこちが故障しがちです。燃料計は、ご覧の通り、燃料の量に反応しなくなっています。それでも、ちょくちょく燃料タンクの蓋を開けてのぞき込めば問題はありません。

先週は、ヘッドライトが点かなくなりました。こちらは、近所の自転車屋さんで修理を依頼しました。店主は高齢なので、忘れてしまったのか、本当なのかわかりませんが、「ランプの交換は初めてだけど頑張ってやってみる」ということでした。日数は掛かりましたが、しっかりと直りました。

昨夜は、母親の容態が悪化し救急搬送となりました。コロナ感染が増えているためか、要請から救急隊の到着までは1時間ほど掛かりました。母親は肺炎で、指先に血中酸素濃度計が取り付けられていました。

その値は、日中は91%でしたが、救急要請時には86%。救急隊の到着時には、80%まで落ち込みました。それでも、という思いです。でも、隊員の第一声は衝撃的でした。「延命措置を望みますか」の問いです。「いいえ、望みません」

やっぱり、もう駄目なんだなと感じました。そして、「それなのに(延命を望まない)救急搬送を望むのですか」の言葉でさらに落ち込みました。救急隊は、延命を望むなら、そのような設備のある病院を探す必要があって、事務的に問いかけるようです。

結局、1時間後に受け入れてくれる病院が見つかりました。病院では、若い医師から丁寧に説明があって、検査の結果、右の肺に膿が溜まっていて肺の機能を阻害しているとのことでした。おそらく、過去のコロナ感染による肺炎が原因かもとのことでした。

膿を取り除き、抗生剤や酸素吸入のおかげで、血中酸素濃度は100%に改善しました。高齢なので、あまり楽観的になるのも問題ですが、3週間程度で退院の見込みとの説明を聞いて病院を出ると、夜が明けていました。