家庭菜園のキュウリやナスがコンスタントに収穫できています。昨年は、キュウリ地獄を味わいましたが、２本くらいなら無駄なく消費できてありがたいです。自分で栽培したものは、新鮮さは抜群なので見た目の悪さを補ってくれます。
隣の元八百屋のお父さんが、朝３時半に起きて釣ってきた鮎が届きました。まだ若鮎ですが、から揚げにすると骨まで美味しく食べられます。０円食材で、我が家の家計は助けられています。鮎は自分で釣ったものなら、なお美味しく感じるのでしょうが、腕前を上げるのが先のようです。
入院中の母親も、私の釣った鮎をよろこんで食べてくれていました。でも、今年は食べさせれることは難しくなりました。今朝、入院先の先生から連絡があり、「今のうちに会ってください」とのこと。弟と二人で、最後のあいさつをしてきました。
現役を退いて、時間にも金銭的にも多少の余裕ができたのですが、その頃には母親が大腿骨骨折をしたり、認知症が酷くなったりで、親孝行をせずに終わってしまったなと思います。母親のシワが刻まれた頬に触れると、「ありがとう」の言葉だけしか出てきませんでした。
