「東京のへそ」として知られる大宮八幡宮を訪れました。東京に住む人の目方を測ったわけではないでしょうが、この大宮八幡宮付近が「やじろべえ」でいう重心だそうです。へそといえば、親と子をつなぐもので、ここで安産祈願をする方が多いのもうなずけます。
コロナの早期収束を心から願いました。でも、本当の目的はサツキ展です。
模様木の一枝だけを懸崖仕立てにしたものですね。私も、文人模様と懸崖を組み合わせたようなものを作れないかと思っていたので、先を越された気がしました。といっても、ここまでになるには20年以上はかかるでしょうから、相当先を越されています。
どのサツキも丹精込めて手入れされていて、すばらしい株ばかりでした。しかし、以前に訪れた時に比べ出展数が少ない印象です。サツキの会の方と、あれこれ話をさせていただきましたが、現在の活動メンバーはなんと2名だそうです。
それでは、出展数が少ないのも仕方ないですよね。もともとは、30名ほどの会員が活動していたそうですが、高齢者が中心なので減る一方だそうです。サツキの盆栽は、後世に引き継がれていくのでしょうか。とても不安ですね。