昨日訪れた大宮八幡宮のサツキ展の一角では、サツキ盆栽や苗などの即売が行われていました。どちらかというと、この即売会が目的のようなものです。苗から育てる楽しみもありますが、展示会に出せるようなものを見るとやっぱり素晴らしいです。
美術館の絵や彫刻もそうですし、富貴蘭や盆栽の展示会で素晴らしいと思うことがありますが、金額で示してもらうとその価値がわかりやすくなりますね。サツキは花物盆栽の代表です。花物ですから、花が終わると観賞価値も下がり、結果として取引価格も低くなります。
展示会も期間が長いので、花が傷んでしまったものは、入れ替えをしているそうです。その入れ替えをしたものを即売していました。即売会でも、日にちが経過すると花の劣化とともに、値段も下がられていました。
サツキ展に出掛ける時点で、買う気満々ですから、花がきれいなこの盆栽を購入してきました。花蓮光（かれんこう）という品種だそうです。花物らしく、華やかで気に入りました。根元も太くてがっしりしています。きっと、畑で育てられていたのだと思います。よく見ると、ゲジゲジ２匹が確認できます。きっとサービスですね。
