昨日は、多摩湖を散策。温かくて半袖姿で歩いている人もいました。多摩湖というよりは、村山貯水池と言ったほうが馴染みがありますが、人造湖で多摩川の羽村取水堰で取り込んだ水を貯水し、境浄水場へ導水しています。
このレトロな取水塔は、ダムの完成が1927年ですから、90年以上が経っているということでしょうか。この前、越中島で見た海洋大学の建物もそうですが、昔の建物は意匠も凝っていてかっこいいですね。
堤の周辺は、大きな木々が目を引きます。クヌギなどの落葉樹が多いので、いくら温かくても葉はありません。
ヤブツバキも、青々とした葉を茂らせ、たくさん花を咲かせていました。そして足元には、黄色が鮮やかなラッパスイセンですね。そして、ノビルもたくさん生えていました。
ノビルを見ると、母方のおじいさんを思い出します。晩酌にノビルを剥き、味噌を付けて美味そうに食べていました。また、時には生の長ネギも、そのまま味噌を付けてかじっていたこともありました。その飲み方に憧れていたのですが、実際は長ネギが辛すぎて食べれませんでした。