昨夜からの雨も、昼には上がったので、いつもの釣り場に出掛けました。私が到着した時には、エサ釣りの方が2名。あいさつがてら声を掛けると、一人の大先輩はハヤ釣りしているからと、近寄るな感を発していましたので、すぐ退散。触らぬ神に、祟りなしです。
雨上がりなので、川はいつもより増水し濁っています。いかにも釣れそうな期待感でワクワクです。水深があるので、リップが付いて潜行させやすいルアーで釣り開始です。
1投目、いきなりヒット。しかし、バラシ。2投目、またもやヒット。慎重にやりとりするも、またまたバラシ。すると、群れていた鮎は姿を消してしまいました。
2時間ほどで、増水も濁りも解消。ルアーを潜行しにくいものに変更し、仕掛けも市販の友釣り用に交換しました。すると、確実に魚が掛かった手応えがありました。慎重に慎重にやりとりし、間合いを計って引き抜こうとしたら、やっぱり逃げて行きました。結局、薄暗くなるまで頑張りましたが、6回ヒットしすべてバラシです。
竿を納めてから、ルアー釣りをしていた2人のベテラン釣り師と話をしました。バラシの自慢をすると、「鈎が小さいから背びれの付け根とか、エラ蓋のような固いところに掛からないと身が切れてバレる」と原因を教えてくれました。「みんな同じ失敗を繰り返し、工夫しているんだよ」と励まされました。二人共、バラシを防ぐため、返しの付いた鈎を使ったそうですが、服に掛かってハサミで服が穴だらけになるから止めたそうです。
高齢者が集まって、釣り談義に花を咲かせてきました。井戸端ならぬ川端会議です。高齢者の比率は、日本が世界一ということですね。私も予備軍ですが、二人のベテラン釣り師のように、元気でみんなとも仲良く話ができる老人を目指したいです。
今日も釣れませんでしたが、ベテラン釣り師さんから、立派な鮎を2尾いただきました。早速、夕食に塩焼きで食べましたが、やっぱり美味いですね。これが、自分で釣ったなら、なお美味く感じるのでしょう。