植え替えは面倒・・・。

あっという間に5月下旬となりました。長生蘭や富貴蘭は、サクラの開花頃が植え替えや株分けの適期です。毎年、サクラの開花予想が出ると、「今年こそは!」と思うのですが、実際にはもう少し暖かくなってとかで先延ばししてしまいます。

長生蘭は、もう何年も植え替えしていないものもあって、鉢いっぱいです。少し時期は遅れましたが植え替えを始めました。次回はいつになるかわからないので、桜島軽石に植え付けました。

富貴蘭は根が長くて軽石鉢の穴の中に入らないので、跨がせて木綿糸で括り付けました。軽石鉢に突っ込んだり括り付けるだけですが地味に時間が掛かります。

軽石鉢に植えれば、基本はもう2度と植え替えはしないつもりです。それでも、植え付けるのに時間が掛かるので、柿の木に麻ひもで縛りつけました。これで、1年365日ここで過ごしてもらいます。

富貴蘭や長生蘭は、自生地ではこのような樹木や岩上に着生しています。自然に近い環境なので、基本的にはもう何も手を出さずに、この子たちの生命力で生きていってもらいます。育児放棄したようなものですかね。