芥舟(かいしゅう)作の龍

またまた、龍の図柄の蘭鉢です。芥舟という作家のことを、ネットで検索しましたがヒットしません。有名な作家ではないのでしょうか。良い図柄とは思っています。

芥舟という絵付師はヒットしませんが、木村芥舟と畔柳芥舟はたくさん出てきます。木村芥舟は、幕末に幕府の要職を務め、維新後には福澤諭吉とも交友があったそうです。畔柳芥舟は、明治大正を生きた英語学者ということ。二人とも、文化的な方ですが、この鉢とは関係なさそうです。

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しかし、今日は寒くて釣りに行く気にもなりませんでした。それどころか、ダウンのジャンパーを引っ張り出しました。本当に、梅雨寒ですね。こたつもほしいです。

蘭鉢の紹介は、まだまだ続きます。なんせ11鉢買いましたから。それで、それらの宝物の蘭鉢ですが、いつ首都直下地震が起きても不思議ではないわけで、そんな災害から鉢を守ることも考えなくてはなりません。大げさに言えば、日本の伝統文化を後世に引き継ぐことです。

布施先生に描いてもらったものは、桐箱に収められています。桐の鉢に入っていれば、棚から落ちても割れないで済む確率は高いです。ただし、桐箱を誂えると、それなりに経費がかかります。そこで、時代箪笥をヤフオクで物色中です。抽斗の中に飾るようにすれば、陳列と保管が一石二鳥です。時代箪笥の多くは、抽斗の桐材でできています。そういえば、今日6月9日は、語呂合わせから無垢の日だそうです。