島根県大田市に仁摩町という地名があります。日本海に面した町で、おそらくここが由来した品種だと思います。蒲田の交換会で入手したもので、中型の立ち葉、白縞や黄縞、さらに墨も流すことがあるそうです。
前作者は、10日に一度の水遣りということでしたが、少し葉が閉じています。私のところでは、発泡箱に放り込んでしまったので、半月に一度の水遣りとなります。
斑の色が複雑で、なかなか魅力的な品種だと思います。木姿は、バタバタですが、春になって竹串で矯正すれば、すぐ直るでしょう。それに、本数もまだまだ増えそうです。
仁摩錦の斑もきれいでしたが、夏みかんも鮮やかな色で目立っていました。今日は116で、「よい色の日」かなと思いましたが、いいろで「囲炉裏の日」ということです。
この夏みかんは、昔から敷地の境界に目印として植えられたそうです。この目立つ実もそうだし、みかんは常緑で冬でも葉を落としませんから、山の中でも直ぐに見つけられますね。