墨流セルフ実生の墨桜(すみざくら)

今日8月7日は、語呂合わせで「花の日」「鼻の日」です。花といえば春の季語で、昔は梅のことだったようですが、今は桜を意味します。

そもそも、梅は中国から持ち込まれ庭の木として、大事に育てられ愛でられたのでしょう。だから、梅の木は自然の山の中で見たことはありません。桜は、日本全国どこでも自生していたのではないでしょうか。花の時期になると、山のあちこちに生えているのがわかりますね。

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この富貴蘭は、墨桜という名が付けられています。桜には、淡墨桜という品種もあって、ややこしい名前ですね。

この親は、墨流という名のとおり、葉に墨縞を流す品種で、韓国で実生され選別されたものです。青軸青根で三光中斑の天明(てんめい)がとても人気ですが、その天明の泥軸泥根でこちらのほうが数は少ないとの解説でした。

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親の墨は、引き継いでいないようです。桜という文字が入る場合は、花が桜色ということになりますが、そういう特徴があるのか、来年以降に確認しましょう。

この鉢も、この前の木更津の交換会で購入した5鉢のうちの1鉢です。5鉢の中では、ダントツに高かったのですが、天明のように人気になってほしいです。その前に、もっと覆輪芸が決まらないといけませんね。