ジャガイモの苦難・・・。

昨夜は大風と大雨。今朝は天気が回復して、蒸し暑い一日となりました。そんな天気のせいなのか、ジャガイモの葉がシースルーになっていました。これは看過するわけにはいきません。原因を突き止めます。

テントウムシといえば、アブラムシを食べてくれる益虫として知られています。しかし、益虫はナナホシテントウナミテントウの肉食系だけで、テントウムシダマシと呼ばれる草食系が存在します。

小さな家庭菜園ですから、株数も少ないので指でつまんで潰していきます。50匹くらいをやっつけましたが、これを毎日続けるようでしょうね。

これはナミテントウだと思います。肉食系ですから、大切にします。

ダンゴ三兄弟がジャガイモの葉を食べています。テントウムシダマシより数が多くいましたが、こいつらを捕まえるのは至難の業で、ジャガイモの苦難は絶えません。

緑色のジャガイモや芽には、ソラニンやチャコニンという天然毒素が含まれているそうです。そのため人間が食べると、嘔吐や下痢などの症状を引き起こします。無理して食べても、苦しむだけなので絶対に食べてはいけません。

葉の裏の卵は、おそらくテントウムシダマシのものでしょう。地道に指先ですり潰しました。虫たちには、ジャガイモの天然毒素は効かないようです。もしかしたら、嘔吐したり下痢したりして、虫たちも苦しんでいるのかもしれませんね。