半冬眠・・・。

今年の漢字は、やっぱりという「熊」でしたね。野生動物は、食料に比例して殖えるそうですが、熊が人里で食料調達する知恵を持ったら、どれほどその数を増やすのか心配になりますね。ねぐらも、山ではなく市街地の空き家などではと言われています。

でも、12月中旬になって、さすがに冬眠したのでしょうか。あまりニュースにはならなくなりました。東京も寒くなったので、富貴蘭の冬越しのための作業を行いました。冬越しの方法はいくつかあると思いますが、私は半冬眠させて過ごさせます。

まずは、手入れが悪くラベルも劣化していたので、すべて取り替えました。そして、鉢から抜くのでラベルが落ちないように、輪ゴムで留めるようにしました。

冬越しは、最低気温が5℃以下になる頃に、屋上の栽培棚から発泡スチロール箱に移して、物置などで3月の桜の開花頃までを過ごさせます。発泡箱は、密閉性が高いので、ミズゴケがしっとり濡れた状態が続くので、葉から水分が抜けることもありません。

すっかり富貴蘭も、なくなって寂しくなりました。また3カ月後に、箱出しとなります。半冬眠とタイトルを付けましたが、富貴蘭の世界では、このような冬越しの方法を「半休眠」と言います。完全に水を切る「休眠」よりも、春の動き出しが早いです。

富貴蘭は、国内に自生するフウランの中から、葉に斑が入ったり、変わった形のもの、変わり花などを選抜したもの。最近は、実生で新たな品種が産まれています。でも、最高は羆(ひぐま)で、ツキノワグマの首元の白のような斑から命名されたそうです。