取り木外し・・・。

昨年の秋に、取り木をかけた獅子頭モミジ。取り木は樹皮を環状に剥がし、そこに根を出させ、新たな盆栽素材を作るものです。早ければ3カ月で発根し、外すことができますが、獅子頭モミジは挿し木も難しいので1年近くそのままにしていました。

しかし、葉が傷んできたので、発根の状況を確認してみました。通常は、発根が無くても親木に繋がっているので枯れることはないはずですが、枯れ枝なども観て取れます。

すると、触っただけで幹が折れてしまいました。親木の幹は完全に枯れている状況。つまり、この枝は自らの根だけで独立して生きていることになります。

発根の状況。思った以上に根がありました。でも、小さな黒ポットで用土が足りないようで、水切れを起こしやすい環境です。

そこで、根をほぐしたりせず、そのまま一回り大きなプラ鉢に放り込んで、さらに根の充実を図ろうと思います。

これから灼熱の夏がやってきますが、何とか生き伸びて思います。一回り大きなプラ鉢に入れただけでは心配なので、さらに駄鉢に重ねて水切れを防ぎます。しかし、この獅子頭モミジの親木は相当に弱っています。幹も半分くらいは枯れているので、秋には取り木をかけて、子孫を残すことを考えるべきかもしれません。