これもヤマモミジの実生です。曲がりもなく、盆栽としては面白みがありませんが、展示会などでは、添えにして主木の引き立て役にはなるのでしょう。我々の展示会なんて、大した人数も来ないので、自分の思うままで構わないと思っています。
白い石は、天城石です。伊豆産の軽石で劣化もしないし、もちろん軽いです。
温かいとはいえ12月ですから、モミジは紅葉が進んでいます。もう成長もしないので、少しでも木の負担を減らすため、葉を落としていきます。
こんな小さな木ですが、50枚くらいの葉がありました。そして、枝先ほど、葉が大きい。徒長した枝には、大きな葉。頂芽優勢も再認識しました。
徒長した枝、間延びした枝、太くなり過ぎた枝をカット。モミジは、節の部分からいくらでも新芽が出てきますので安心です。だから、どこで伐ったも、失敗はありませんので、初心者には打ってつけかなと思っています。