盆栽の曲付けは、針金掛けで行います。プロは銅線を用いますが、銅線は高価だし硬くて難しいので、素人はアルミ線が無難です。アルミ線は、決して捨てるようなことはなく、何度でも利用します。
使用済みのアルミ線は、ペンチで両端を掴んで引っ張れば真っ直ぐになります。
ケヤキの実生2年目の苗です。箒のような樹形を目指していますが、なかなか思うようにはなりません。休眠期は、針金や麻ひもを巻いて、お股の開きを矯正します。
こちらは、1年目の実生苗。2年目と変わらない幹の太さです。背丈はこちらが高くなりました。放置して枝を伸ばしたからですね。
2月末くらいまで、このままの状態で過ごさせます。その後は、針金を外すのに合わせて植え替えをする予定です。毎年3鉢くらいなら作業も楽しいのですが、30鉢もあると面倒な存在になってしまいます。