一昨年の大宮盆栽まつりで購入したクロマツの小品盆栽。仙人と呼ばれる名人が、すべての枝を接木したもの。ですから、理想的な場所に枝が配置されています。二重鉢のその下まで根が伸びていて、元気のバロメーターの菌根菌も凄い。
仙人が言うには、肥料さえやっていれば植え替えは要らないそうです。小さな鉢で、そのまま一生を過ごさせるわけです。いずれ、こんな太い木が、よく鉢の中にとなるのでしょうね。鉢が割れてしまうこともあるでしょうね。
古葉の除去と葉透かしを行いました。長い葉はカットしたのでさっぱりしました。
これから冬になりますが、肥料は油粕と化成肥料を与えました。土台はクロマツの実生苗で、1年生の時に針金で曲付けをして、その曲がり角に枝を接いでいます。接ぎ木は、覚えたい技術ですが、何度やってもうまくいきません。