おお!・・・。

近所の花壇に、気になる木がありました。樹高は、私の身長くらいあり、紫のぶつぶつがいっぱいです。質感が、秋田名物男鹿ぶりこのようです。男鹿ぶりことは、海が荒れる11月頃、海藻に産み付けられたハタハタの卵が海岸に流れ着いたものです。

ハタハタはしばらく不漁が続いていて、昨年はハタハタの塩焼きが2000円ということで驚きました。やっぱり、温暖化の影響なのでしょうか。海藻が育たない磯ガレの起きているのでしょう。

ぶりこのように、この実も食べれるのでしょうか気になって調べたところ、毒ではないが美味しくもない。粒が小さくて食べがいがないということ、お味は仄かに甘いそうです。

最初は青い実で、だんだんと紫色に色付いてくるようです。盆栽の実物としても魅力的ですね。

この美しい紫色の実を生らす植物の名前は、オオムラサキシキブです。盆栽では、もう少しツブツブが少ないコムラサキシキブが使われます。実の数も少なく、葉も小さいので侘び寂びを表現するには適しているのでしょう。