普段着のまま・・・。

昨日、母親の一周忌が無事に終わりました。弟夫婦と娘と孫、私のところは息子たちが親子で参加してくれたので、総勢13名でした。コロナ以降は、葬儀も家族中心でこじんまりですが、家族だけならではの良さも感じています。

息子たちは前日から泊りがけで参加。GWにも来てくれたので、1カ月ぶりです。いつもと変わりませんが、母親が好きだった刺身と酒を代わりに飲み食いしました。うるさくすると怒られますから、二次会は、長男と物置部屋で。

弟のところも私のところも、小さな孫がいるので、礼服となると荷物も増えるしということで、普段着で良いということにしました。ちょうど台風も行き過ぎ暑くなりましたから、普段着で良かったかなと思います。

普段着でというと、通夜は用意できないのが当たり前なのでOKと認識しています。今回は、2カ月も前からわかっていたことですが、まあ家族だけだし住職も顔馴染みになっているのでよいでしょう。

法要後の住職の講話は、お釈迦様の弟子となった国王とその妃の話でした。ある日、国王が溺愛する妃に「自分より大事なものは何か」と尋ねたそうです。すると、「自分以上に大事なものはない」と答えたそうです。

国王は少しショックを受けながらも、自問してみると「やっぱり自分が大事」という思いになったそうです。そこで、お釈迦様にそのことを尋ねたそうです。そうするとお釈迦様は、「誰しも自分を大事に思っているのだから、一人一人が悪事を働いて自分を貶める様なことはしていけない」とお話したそうです。強盗団にも聞かせたい!