和か洋か・・・。

外食するなら、圧倒的に和食です。寿司屋さんといっても回転寿司や蕎麦屋うどん屋さんにはよく行きます。それから、中華料理も好きです。これも、高級ではない野菜炒めやレバニラ的なメニューの店です。

江戸東京たてもの園の山手通りには、洋館が並んでいます。黄色の可愛らしい外観は、田園調布の家です。大正の終わりに建てられたものだそうですが、すべてが洋間です。

ツバキも、ベルサイユ宮殿にあっても良さそうなお洒落さんです。

建築家の前川國男邸は、昭和17年の竣工。吹き抜けの居間が素敵です。この居間につながった寝室と書斎もコンパクトですが機能的で、次に家を建てるなら、この家を模して建てたいと思いました。

この建物は、ドイツ人建築家デ・ラランデが増築した洋館です。明治末期に新宿区信濃町に建っていたものです。木造3階建ては、高所恐怖症の私には居心地悪かったですね。人間不信ですから、安全だといわれても安心できません。

山の手通りの先は、多摩の道に続いています。多摩の道には、多摩地域の建物が集められていますが、思った通り茅葺屋根の農家が中心です。土間につながる田の字の部屋にかまどは、子ども時代の懐かしい記憶を蘇らせてくれます。

和か洋かと言われれば、食事は和ですが住宅は洋がよいかなと思います。年を重ねて畳に座るのはしんどいです。我が家には畳の部屋が多いのですが、椅子の生活の方が楽です。椅子の方が、足も長くなると聞いたことがあります。