三段飾り・・・。

今日はひなまつりですね。孫娘たちは、ママが大切にしてきたひな人形を飾って、ひなまつりを楽しんでいることでしょう。物騒な世の中ですが、すこやかな成長と健康を願うばかりです。

私の子どもは二人とも男なので、ひな人形もないしひなまつりとは無縁でした。でも、孫娘が生まれてからは、気になる日となりました。そこで、先日の立春盆栽大市で入手した干支の焼き物を並べてみました。三段飾りにすると、ひな人形のようです。

首から下は武士なので、立膝の状態で何かあれば直ぐに立ち上がっることができる姿勢ですね。私の母は理容師でしたが、親方から立膝で座るよう指導されたそうで、理容師をやめた後の食事中も立膝でした。

私の干支の🐭です。白い毛と赤い目ですから、ハツカネズミでしょうか。表面には漆を塗ってあるようです。光沢があってよいと思います。

サイかなと思いましたが、干支なので猪でした。

作者は、人気の鉢作家の駿河山正さんです。静岡骨董館の社長さんが、ご友人だったそうで、山正さんに作ってもらったものです。残念ことに、羊だけがありません。銘はすべてにあります。そして、年号の書き込みも、ご本人のものと聞いています。

干支の置物ですが、この酉だけは香炉になっています。駿河山正作ということで、店頭では、それなりの値段が付けられていました。もちろん、眺めさせてもらうだけのつもりでしたが、社長さんと話がはずんでしまい、我が家に連れてきてしまいました。

といっても、買ったのではなく物々交換です。私が買い集めた布施覚さんの蘭鉢6鉢を見せたら、譲ってほしいということになり物々交換しました。この干支の置物のほかに、ブログでも紹介したクロマツの盆栽2鉢と大野性の杜松をもらいました。