ブログで知り合ったご近所さんと、仲良くさせてもらっています。彼は、ウィスキーと古い生地をテーマにしています。私が集めている蘭鉢を保管するための巾着袋を作ってほしくて連絡を取りました。
申し出を心良く引き受けてくれて、お洒落な巾着袋を届けてもらいました。彼は温厚で優しい性格です。そもそも古い着物などを捨てられてしまうのを救って、蘇らせる活動です。飼い主のいない犬や猫が、殺処分になるのを助けるのと同じようなものですね。
最も小さな丸底付き巾着袋は、手の平にすっぽりサイズ。木綿の肌触りがやさしくて長く使いたいと思っています。マイカーのキーケースにしました。最近の車は、リモコンも操作する必要がなく身に付けるだけですので、巾着袋の紐を縛ってポケットにしまえば落とす心配も減り、ポケットに穴が空くことも防いでくれそうです。
さて、謝礼はどうすればよいかが悩みです。彼は必要ないと言いますが、それはお願いできません。着物などをバラシて、洗濯しアイロンをかけて生地を作り、型を取って裁断、裏地を付けて縫製、紐を通すまで、膨大な時間と手間が掛かるようです。
材料代や手間賃を計算することはできないので、古い生地をゴミにしないで後世に引き継いでいく活動へ、わずかですがカンパさせていただいています。私の盆栽や富貴蘭なども、いずれは誰かに引き継いでいかないとなりません。
