松が明けましたが、3連休中(私は4連休ですが)ということで、世間ものんびりした気分のようです。風もなく穏やかの天気になりましたので、初詣客も少なくなった近所の寺社を訪ねてみました。
地元で毎年のように訪れてきましたが、こんなに歴史がある山門ということを初めて知りました。確かに、越してきた50年前から古めかしい寺でした。本堂は、建て替えをして鉄筋コンクリート造となりました。いざとなったら避難場所になりそうです。
ブログに何度も載せていますが、山門の両脇はスイセンとロウバイが早春の香りを放っていました。梅は蕾の状態でしたが、開花はまもなくだと思います。
山門と並ぶように大きな常緑樹があります。一番左の木は何の木でしょう。
幹の窪みに、松ぼっくりが挟まっていました。先っぽには葉が刺さっているようです。何かのおまじないかな?
何かのおまじないとして、人工的に松ぼっくりに細工をしたのかと思ったら、この姿は自然にできたもののようです。50年以上近くで暮らし、何度も訪れたことがあるのに、この木のことは知りませんでした。
クロマツやアカマツの松ぼっくりの先には、このような葉はありません。この木は、何でしょうね。葉は松と同じように長いですが、やや太く水分を多く含んでいるような印象です。幹は直幹でスギに似ています。