おとしだま・・・。

もうすぐ孫たちが来るので、お年玉をどうしようか考え中です。もう子どもたちが就職してからはお年玉なんて必要ないと思いますが、親がやらなければ誰もくれないから、あえて継続中です。

といっても、2千円札の珍しさでごまかしたり、最近はおみくじ方式で大吉7000円、中吉5000円、小吉3000円をお年玉にしたりしていますが、相手から読まれてくるので、その裏をかいた作戦を考えているところです。やっぱりサプライズが大事です!そういう意味では、『お年玉なし』が一番のサプライズかもしれません。

子どもたちが帰省するにあたって、年末の大掃除のようなことをしています。母親が使用してたテレビは廃棄。そして、レコードプレーヤーも音が出ないようなので粗大ごみで処分です。そしたら、機械の下からお年玉が出てきました。5年前のものでした。

駐車場に仮置きしたプレーヤーを、念のためあちこち確認したら、レコードの下にもお金が隠してありました。母親は認知症になってから、「財布がない。お金がない。携帯がない。」といつも言っていました。

お金は、仏壇に供えて出てきたことを報告しました。お金を見つけて、うれしいという気持ちにはなりません。どうして使ってくれなかったのかな、母親はもらったお金が見つけられずに、どんなに切なかっただろうと思いました。

お年玉にしても、お小遣いにしても、あげたものは使ってもらいたい。そして、使い方には文句を言わないことにしています。でも、今後、子どもや孫からお年玉などもらうことがあったら、もったいなくて使えないのかもしれませんね。