今シーズン一番の寒波が列島を襲うようです。日本海側は大雪、全国的に寒さは厳しくなるようです。先週末、関東富貴蘭会に参加しないで、富貴蘭の大半は発泡スチロール箱への詰め込みを終えていて良かったです。
富貴蘭は国内に自生する蘭ですが、栽培環境で５℃以下の寒さにあたると枯れてしまう可能性が高いです。この富貴蘭は、桜島の軽石に植え付けています。そのため、自生地の樹上や崖に近い環境にはあるのかもしれません。
よく見たら軽石から、蘭の根が出ています。軽石には細かな穴がたくさんありますが、根が伸びるほどのスペースがあるとは思いませんでした。
桜や松などのように、石を割るほどの根の力はないでしょうが、石を貫く力はあるようです。こうなると、軽石から蘭を植え替えることは難しいです。この軽石の中で、大株になってもらおうと思います。
